癒しの T-Garden 赤い海の旅人

紫色の誘惑 49

紫色の誘惑11





~ 揺れる思い by Yunho ~


冗談か・・・
自分で言っておきながら おかしくてたまらない


冗談なんかじゃないよ
チャンミン


『キスしたい?』 なんて聞いて
困らせてごめん


キスしたいのは俺の方
君にキスしたいのは俺なんだ


冗談言ってごまかしたけど
少し動揺した君の様子を見ていたら
脈ありかも なんて都合よく考えちゃって
嬉しくて


サリちゃんと別れたって聞いちゃったしな・・・





『俺のこと 好き?』





そう 素直に聞くことができたなら
どんなに気が楽だろう


たとえフラレたとしても
自分の思いをぶつけることができたなら


きっと チャンミンはこう答えるね


「何 変なこと 言ってるんですか?
俺は男ですよ?」


フフフ・・・


きっと 間髪入れずにそう答えるんだろうな


わかってるのに
俺もお前も男だって


今まで 男に恋心を抱いた経験なんてなくて
こんな気持ちは初めてで
冗談でも言ってなきゃ キツイんだ


俺とアッコがつきあってると思っているんだろう?
はっきりと聞かれない限りは 
俺からは特に言うつもりはない


俺とアッコが恋人同士だと思われているほうが
安心だから


チャンミン


愛しい君を 間違った道に 
少数派の道に
引きずり込まなくて済むから





はっきりと自覚している思いを確かめ
チャンミンの様子を窺う


『俺 チャンミンが好きだ』


喉まで出かかった言葉を 何度も呑み込んで
濡れたズボンをしきりに気にするチャンミンの
かたちのいい 後頭部を眺めた


綺麗な彼女と別れたと聞いても
新しい誰かが
チャンミンの心に住んでいると聞いて
胸のざわめきが収まらない





海水で濡れた身体 
張り付くジーンズ


身体は冷えて冷たいはずなのに
何も気にならない


隣りにいるチャンミンが気になって仕方ない


このまま 気持ちを伝えてしまおうか・・・


『好きだ』 と言ったら 
君はどんな反応をするだろうか?







にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村




スポンサーサイト



Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する