癒しの T-Garden 赤い海の旅人

絶景湯 30℃

20210119180830b91.jpeg






僕は 慌ててユンホさんから
離れようとした

でも 僕の身体はユンホさんの腕で
しっかりとホールドされていた





「ん・・・ダメ ユンホさん まずいですよ」

『・・・』

なかなか離してくれないユンホさん

一体何を考えているの?

「お願い ダメです 本当にだめ
人が見てますよ
ここ 公共の場だから・・・」

真剣に訴える僕に
仕方なく 腕の力を緩めた感じだ

『・・・残念』

「ふぅ・・・」

ユンホさんを睨む

「ここは他人が沢山いるんですよ?
どうしてあんなこと・・・
ここではもう あんなことは
絶対しないと約束してください」

すぐ近くに人がいないことを確認して
ユンホさんに訴えた

『わかったよ 
チャンミンが俺を誘うから
我慢できなかっただけだよ』

「さっ 誘ってなんかいません
知らない人が勝手にぶつかってきた弾みのことです」

『ラッキーとか思ってない?』

「・・・」

思い切り ユンホさんを睨む

『うそうそ ごめん 冗談だよ
ラッキーと思ったのは 俺だよ』

「・・・ほんとにもう」





ちらちらと さりげなく
回りを見回してみたけれど
特に僕たちを見ている人はいないし
変わった様子もなかった

焦り過ぎて
全然 ワイン風呂が楽しめない

ユンホさんと僕は
”そういう” 関係になったのだから
これから
身体が触れ合うことも勿論想定内

けれど
いざとなると かなり緊張する

『チャンミン 
そんな難しい顔しないで
一通り風呂に入ったら 垢すりでもやって帰るか』

「それ いいですね
僕もしてもらいたかったんです」

『よしっ じゃあ行くか?』

僕たちは その後いくつかの風呂に浸かり
垢すりを体験した





信じられないほどの垢が出て
僕の身体はこんなにも不潔だったのかと
しょんぼりした

垢すりのおばさんは
こんなの少ない方だと言ってくれたけれど
自分の身体から出たものだと思うと
いささか ショックだった

ユンホさんも同様に驚いていて
僕たちは 部妙な気持ちで
風呂上りのレストランへ





ぐびっと飲み干す生ビールの美味しいこと

一気に飲んで 即 もう1ジョッキ

汗もかいたし お腹も減った

ということで かつ丼を注文し
ふたりともあっという間に平らげた

今日は これから銭湯の仕事もない

おじいちゃんの仕事を手伝ってからは
夜の自由はほとんどなかったから
僕は開放的な気分になった

気持ち良く 酔える
もっと飲みたいなと思ったとき
目の前のユンホさんから 思わぬ誘いを受けた





『チャンミン これから 俺の部屋 来ない?』

「いいんですかぁ? 行く行く 行きます」

既に酔っぱらっていた僕は
とてもウキウキして
二つ返事でOKをした

どんな部屋なんだろう?なんて
少しだけ考えた

そんな僕の考えは甘いのだと
すぐに思い知らされることになる





ああ ノーテンキな僕

ユンホさん あなたって人は・・・





ポチッと応援お願いします♪



にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村



スポンサーサイト



Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する