癒しの T-Garden 赤い海の旅人

CHICKEN HEART 31

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ドキドキしながら始まったのは
数年前に話題になった恋愛映画


僕は 何度も観ている大好きな映画だ


ユンホさんが買ってくれたコーラを飲んで
喉の渇きを潤す


ユンホさん 観たことないって言ってた
いつか観たいと思ってたって・・・


ほぼ満席の映画館内は チラッと見る限り
やはりカップルが多そうだ


僕たちはどうみられているのだろう・・・


そんなことを考えていたら 始まった映画





僕は いつも同じ場面で涙を流してしまう
主人公の男女が 
お互い好きなのに ちょっとしたすれ違いが原因で
別れてしまう


そして
離れた場所で 相手を想い続けるのだ
偶然の再会により 
2人は相手への自分の想いを強く確信するが
なかなか言い出せないまま
また 別の道へと進むことになってしまうという悲しい映画だ


ただ終わりは
いつか 結ばれるかも という予感を残して終わるのが救いだ


切ない恋に身を焦がす
恋愛を何年もしてこなかった僕が
恋に恋するように 嵌まった映画だった


ズズッと鼻をすする
ティッシュを出して鼻を抑える


零れ落ちる涙を
ユンホさんに気づかれないようにぬぐう


隣りを盛大に気にしつつ
泣いていることを悟られないようにすることに神経を注いでいた
ユンホさんは 泣いてないみたいだから・・・





いよいよクライマックスというところで
息を飲んでスクリーンを見つめる僕の手に
柔らかいものが 触れる


「・・・?」


目線だけで ももの上に置いた手元を見ると



え・・・


確かに ユンホさんの手が僕の手の上に乗っている


ユンホさん・・・


どういうつもりで 手を伸ばしてきたのか
ユンホさんの考えていることがわからなくて
僕は スクリーンを見つめているはずなのに
何も入って来なくなった


胸はドキドキを通り越して
バックンバックン激しく動き
手のひらには 汗が滲む


ユンホさん・・・


僕は耐えきれず
固くなった身体はそのままに 
恐る恐る横を向いた





ユンホさんの綺麗な横顔の輪郭を
暗闇の中で確認したのも束の間


パッと僕の方を向いたユンホさんとバッチリ目が合った


「っ・・・」


ユンホさんは 無言で優しく微笑んだ
そして 僕の耳元で囁いた


『思い切り 泣いていいよ
恥ずかしくなんかないから』


僕は 恥ずかしいのと どうしていいかわからないのと
耳元がゾクリとする妙な感覚で
パニックになりそうだった


「はい・・・すみません」


そう答えるのがやっとだった





ユンホさんは 僕の手をぎゅっと握り
空いているもう片方の手で
僕の涙を拭った


映画の内容なんかより
ユンホさんに触れられているというだけで
僕は 更に泣いてしまった


ユンホさん 
僕は やっぱり あなたが好きです
大好きです


今日のデートは 一生の記念になる


だから 僕は
握ってくれたユンホさんの手を
もう片方の手で 包み返した


そして すぐ隣にいる
大好きな人の肩に ちょこんと頭を擡げ
静かに目を閉じた





今 この瞬間が最高に幸せ


ユンホさん 
映画が終わるまで
このままでいてください


できるなら ずっと
映画が終わらなければいいのに・・・





🥤 🥤 🥤 🥤 🥤

今日はお墓参りに行きました
と言っても1箇所だけですぐに終わりました
涼しくなって過ごしやすくなったので
ウォーキングもね♪





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2 Comments

Mink says..."Re: \( //✧∇✧//)و"
鍵コメ ハ〇〇〇ーさん
コメントありがとう~♪

いつも読んでくれてありがとうv-344
もっと頻繁に画像とか変えたいんですが
なかなか時間が・・・
この画像なかなか良いでしょう?
お時間のあるときにおたのしみくださいねv-343

Mink
2020.09.22 12:01 | URL | #- [edit]
says..."管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2020.09.20 20:58 | | # [edit]

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