癒しの T-Garden 赤い海の旅人

紫色の誘惑 105

紫色の誘惑11





”チャンミンさん 何かいいことでもあったんですか?”


「何で?」


”今日は朝からすごく楽しそうですよ♪”


「そう?」


大阪での新しい職場には 
関西支社採用の同期入社の女の子が数人いる


お昼休みが終わって部屋に戻ったとき
数人から言われた同じこと


それに上司に当たる女性にも
”今日は生き生きとしてる” って言われたりもして
俺 そんなに普段 覇気がないかなあ?


原因は ただ一つ!
わかりきっている


トイレで用を足すときも
1人でニヤニヤしちゃったし
はっきり自覚していた


ユノさん 今頃何してるかな?
今日は定時退社を目論んでいるから
仕事にも力が入るってだ


夜はユノさんと一緒にいられる
早く 会いたい・・・








デスクに座ると今朝のことが蘇る


時間きっちりに鳴った
可愛げのないホテルの目ざましに起こされて
ん・・・と目を開ければ


あ そうだった
ユノさんの腕の中におさまっていた


『あ いいよ 俺が止める』


モゾモゾと動いて 
ユノさんの長い腕が 俺の頭を超えてベッドサイドのボタンを押す


『おはよ・・・』


「おはようございます」


寝起きのユノさん 
まだ焦点が定まっていないような
寝ぼけ眼で髪をかきあげる


その仕草に見入る自分


ユノさんは何をしてもサマになるなあ
寝起きでもカッコいい・・・


『チャンミン よく眠れた?』


俺の髪を指でときながら
顔を覗き込むように
ズリズリと少し下にさがってくる


「はい 気持ち良く眠れました」


目が合うと


『俺も眠れた』


にこっと笑い 頬を押さえられて
チュッ!と軽いキスがプレゼントされた


くる じわじわくる


う・・・


幸せを感じるってこういうことなのかなと
心の中でガッツポーズをした


現実
これは夢なんかじゃない
紛れもない現実


昨日までの悩みが嘘みたいに
頭上を覆っていた雲がすっきりといなくなり
晴れ渡った空みたいな清々しい気分だ


寝ぐせまで愛しいとか
俺も完全にユノさんにイカレちゃってる・・・


『チャンミンからもキスして』


ユノさん もしかして甘えん坊?


「キス してほしいの?」


指でそうっとユノさんの唇をなぞり
わざと大きなリップ音を立てて
チュッとキスをした


『ん・・・』


朝からそんな声出されたら・・・





これから仕事だ
自分に言い聞かせて勢いよく起き上がり
横になっているユノさんに背を向けて
ベッドから足を下ろした


「先に洗面所 使っていいですか?」 


立ち上がろうとしたら
後ろから抱きついてきたユノさん


『離れたくない』


「ダッダメですっ ご飯食べないと
今日は仕事だし」


『もう ムードないなぁ』


首筋に唇を這わせながら
そんなこと 言うなんて
まずいってば ユノさん


「あの・・・」


『なあに?』


この甘い言い方
俺は流されないように必死になる


俺を抱きしめるユノさんの腕が
万が一 下に降りて来たりしたら大変だ
俺も 流されたくなってしまう


後ろから俺に絡みつくユノさんの腕をゆっくりとはずす


「当たってます・・・」


朝から元気なユノさんのユノさんが
お尻に当たる感覚


勿論 既に元気な自分のモノにも気がついてる


『あーヤバイね ごめん』


恥ずかしくて振り返ることもできずに
ユノさんに背をむけて
慌てて洗面所に駆け込んだ


はぁーっ 勘弁して


俺 今日仕事になるかな?








そんなこんなで きっと一日中
嬉しそうな顔をしていたんだろう


早くユノさんに会いたくて
たまらない一日だった





🍀 🍀 🍀 🍀 🍀

2人は寝起きだろうが寝ぼけていようが
どんな姿でも人前に出られますよね
毎朝 おはよう♪って
寝起きの顔でインスタ上げてくれないかしら?
おやすみ♪でもいいし
毎日いろいろな顔が見たいわ😍

Hさん
103話のFC2ポチもう大丈夫と思います
ありがとうございます😊



読んでくださりありがとうございます♪
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