黒い瞳が邪魔をする 第三幕 53話
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『ねえ チャンミン
また来たいな 夏にも行こうよ』
「いいよ
僕もまた来たいなって思ってるし
あのレベルのピザは
なかなか食べられないよ」
帰りの車に乗り込むとき
チャンミンが忘れないように再訪を催促した
『絶対だよ? 約束して』
「OK
あ ユノ 運転する?」
『うーん ちょっと後でもいい?』
「いいよ 無理は禁物だからね」
本当は俺の練習も兼ねて
もっと運転しなくちゃいけないんだろうけど
ピザをたらふく食べて腹一杯だった
『ごめん 途中で交代するよ』
「いいよ できたらで」
チャンミンはいつもながら優しい
車に乗り込むと
少し眠くなった
チャンミンが何か言っていたみたいだけど
俺はスーッと眠りに落ちてしまったようだった
ん? 今 どの辺かな?
目が冷めて窓の外を眺めた
動いて居る気配がない
寝ぼけた目を擦り隣を見ると
運転席のシートを倒し
チャンミンが眠っていた
きっと少し疲れたのだろう
少しだけ助手席の方に顔を傾けて
静かに寝ていた
耳をすますと
小さい寝息が聞こえる
どうやら ここはハイウエイオアシス
高速道路のサービスエリアの駐車場のよう
チャンミンの寝顔を見るのはいつぶりかな?
それぞれの部屋を持つ自宅では
一緒に寝ることはない
そういえば
チャンミンが酔っ払ってリビング寝たことがあったっけ
あの日以来だ
ついこの間だったようにも思うけど
素面で静かに眠るチャンミンを眺めるのは
本当に記憶になかった
周りに誰もいないことを確かめると
俺は そうっとチャンミンに近づいた
自分の恩人であり
愛する人は なんて美しいのか
ごくっと唾を飲み さらに近づくと
俺は・・・
チャンミンの少し乾いた唇に人差し指を当てた
妙にドキドキした
❤️ ❤️ ❤️ ❤️ ❤️ ❤️ ❤️ ❤️ ❤️ ❤️
なかなか【くせ】の更新ができずごめんなさい🙇♀️
短いけど更新しますね♪
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こんばんは~
腐界(海)の住民 Mink です♪
東方神起
日本デビュー17周年
おめでとう~!
間に合ったー
5人で日本デビューしたのが
2005年4月27日
5人での最後の活動が
2009年12月31日
ユノとチャンミンの2人体制になって
正式に活動を始めたのが
2011年1月1日として(2010年はカウントせず)
今日が
2022年4月27日
5人時代の日本活動が約4年半
デビュー前から日本に来ていたことを考えると
約5年間でしょうか
2人での活動は11年を超えたので
もう2人になってからの方が
圧倒的に長いのですよね
途中 兵役期間で約2年
(2人の入隊除隊がずれてますからね)
コロナで約2年強
日本の地での東方神起活動ができなかったものの
その約4年強を差し引いても
ユノとチャンミンが2人揃って
まるまる7年もの期間を
東方神起として活動してくれたことになるんですよね
そして
TOTAL 17年ですよ~
レジェンドの域ですね
そんな感慨にふけっていたら・・・
デビュー記念日の今日
来日してくれました〜
久しぶりじゃないですか
昼間 この写真見た時
私としたことが うるっとしてしまいました
ちょっと震えました
だって2年以上ぶりなんですよ
空港写真が上がるとウキウキソワソワ
それが当たり前だった頃もあったのに・・・
自由に行き来できない今
貴重な空港写真です
嬉しいなあ・・・
チャンミンはロン毛のままで 良しっ!
ユノは この笑顔ですよ
下は短パンだし←ユノの膝好きなんですよ
これから二人は待機期間ですかね
日本滞在期間はまとめて
一気に色々なお仕事を片付けていくんでしょうね
やっぱり Bigeast って
恵まれてるんですね
コロナや何やら想定外のことはあったけれど
また日本活動もしてくれることが発表されて
やっぱり嬉しいです
以前のような人気はないかもしれない
それでも
東方神起は唯一無二だと思うから
小さい会場でもいいから歌い続けてほしいなと思うわけです
昨日はSMTのお知らせが来たと思ったら
なんとなんと!
エアハイタッチ会のお知らせも来ましたね・・・
覚悟はしてましたよ
何年でも待ちます!は本音であり願望でしたけれど
こころのどこかでね 覚悟はできてました
普通に考えたら
そうそう何年も先延ばしにできないですよ
うん わかってマス
だから ありがたく享受させていただきますね
中止にしたり グッズにすり替えたりしないで
代替策を考えてくれたスタッフさん
ありがとうございます
一向に収まる気配のない世界的なコロナ事情
致し方ないと潔くハイタッチは諦めます!直に触りたかったな~
この際 喋るな 触るな 立ち止まるなと
がんじがらめであっても
目を合わせることを目標にして
Xデーに臨む所存です
既に鼻息も荒い・・・
早速 有給休暇を取りました
当選してた方が皆 行けるといいなと思っていたんですけど
かなり急で半ば強制的な発表で・・・
土日だった予定が平日になり
変更もできず時間も未定などなど
参加したくてもできないという声が多い
運営に対して
かなり不満の声が上がっているみたい
確かに 自分がたまたま行ける日程だったから
良かったようなものの
ファンミの翌日とかになると
遠方からの遠征組は お休みや宿泊 交通手段の確保など
困りますよね
私の友人もお休みが取れるかどうかわからないって・・・
ペン卒して 当選していても来ないという方も
一定数いると思われますので
願いが届かなかった方々に追加募集をかけてもらえたら
もっといいのにとも思っているんですけどね
苦肉の策とはいえ
これは数年後に直タッチ会のリベンジが必要では?
お金と時間と体力と気持ちを沢山沢山使って
それからやっと当選して得た権利
それでも全くなくなるよりは と思う気持ちも
2年待たせて こんな仕打ちは酷いという気持ちも
どちらもわかります・・・
やっぱりリベンジ・・・
何はともあれ
ファンミは無事に行われますように♪
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C side
もうすぐクリスマスだ
自室の窓から外を見て
この初雪をユノヒョンと見たかったな・・・なんて
少し女々しいことを思う
初雪を一緒に見た恋人同士は永遠に結ばれるって
そんな言い伝えを女のコ同様に信じてしまう僕
別に確固たる証が欲しいわけじゃない
離れている今
無性に逢いたくなるだけなんだ
僕が初めて愛した人に・・・
学校も終業式を残すのみとなり
年明けからは 各自
志望校に向けての自由な勉強体勢に入る
ずっと自宅にこもって勉強する生徒もいれば
塾や家庭教師につきっきりで追い上げに入る者もいるらしい
僕はどうしようかな?
まずはラストスパートの冬季講習で冬休みを乗り切る予定
”チャンミン クリスマスは塾の講習も学校もないんでしょう?
今年は連休になるから気晴らしに何か美味しいものでも食べに行く?”
ずっと勉強づくめの僕を気遣って
夕飯時に母さんが聞いてくる
「んーそうだね 美味しいチキンがあればいいや
あとは母さんの特製料理が少しあれば十分だよ」
”いいの?”
「うん きっとハナも父さんも同じじゃないかな?」
”じゃあ お母さん 張り切って用意するわね”
やっぱり僕の胃袋は母さんの手料理によって支えられている
多少具合が悪くても
母さんの料理を食べると良くなるから不思議だ
大学生になって親元を離れると
母さんの手料理が食べられなくなるんだな・・・なんて
今更ながら そのありがたみに気づく
ユノヒョンは今 あまりお母さんの料理を食べられていないはず
そう思ったら急に閃いて
「ねぇ 母さん クリスマスはユノヒョンも呼んでいい?
今 一人暮らしだから家庭料理ってあまり食べられていないみたいなんだ」
”いいけど ユンホくんはユンホ君のお家のお料理の方がいいんじゃないかしら?”
「あ・・・」
なかなかの名案だなんて 1人で心の中でガッツポーズをしたのもほんの数秒
「だよね・・・帰ってくるなら自分の実家で食べるよね ハハハ」
乾いた笑いが虚しい
ヒョンと一緒に過ごすクリスマスに乙女チックな期待を寄せた僕は
まだまだだな・・・
早くヒョンに追いつかないと・・・
得意になっての提案が
あえなく玉砕した僕にハナが追い打ちをかけた
”ちょっと お兄ちゃん バッカじゃない?
ユンホさん 絶世の美女の恋人がいるんでしょう?
クリスマスだよ?
いくら仲良くたって可愛がってもらってたって
お兄ちゃんなんかと一緒にクリスマスでロマンチックになるわけないじゃない
恋人じゃないのに おっかしー”
「・・・っ!」
”ねー お父さんもそう思うでしょ?
お兄ちゃん おかしいよねー
これで お兄ちゃんには彼女がいないって証明されちゃったね”
「お前 マジでウルサイ
わかってるよ ちょっと言ってみただけだって」
”私のこと 言えないよねー”
「彼氏作ってから言えよ」
売り言葉に買い言葉で僕はハナと
しょうもない言い合いを続けた
父さんも母さんも呆れて全く相手にしていない
ハナの言う通りだ・・・
恋人がいたら一緒に過ごしたいと思うよ 誰だって
絶世の美女と評判のユノヒョンの恋人が
僕なんだよ?って言えたらどれだけ楽だろうか・・・
ということは
僕はクリスマスをユノヒョンと過ごすことは ずっとできないのか?
それを考えたら急に寂しくなった
食後につけたテレビでは
恋人同士のデートスポット特集とか
一番見たくないものをやってるし・・・
ユノヒョンと手を繋いでイルミネーションに彩られた並木道を歩く自分を
想像はしてみるけれど・・・
ないな・・・
キモイだけだろ・・・
ま 絶対にありえないんだけど
人前で堂々と手を繋いで
そんなことした暁にはドン引きだろうな・・・
ククク・・・
1人苦笑いをする僕に
”やっだーっ お兄ちゃん キモッ
1人でニヤニヤしちゃって
さては なんか想像したでしょ?
やっぱりねー お兄ちゃんみたいなタイプは
むっつりなんだね”
コイツ マジ ムカつく・・・
「想像しちゃ悪いかよ?
お前だって憧れるだろ?
恋人とのクリスマス・・・」
”そりゃあね・・・
でも今はいいや 何か面倒くさそうだし
大学生になったら素敵な恋人作るんだー
あっ 言っておくけど お兄ちゃんよりも私の方が先に恋人作る自信あるから
女子はね 意外と現実的なの
男のコに媚びるタイプのコは別として
私たちは誰でもいいわけじゃないの
周りの頼りない同級生と付き合うよりも
大学に入ってから
もっと頼れるユンホさんみたいな人と将来性のあるお付き合いをするって
決めてるの」
やけに自信満々のハナに苦笑しつつも
女子高生って意外としっかりしてるな なんて思う・・・
「でもな ハナ
理想と現実は違うんだよ
そうそう思い通りには行かないのが人生なんだよ」
”やっだあー お兄ちゃん どうしたの?
そんな知った風なこと言っちゃって~
お兄ちゃんにそんなこと言われるなんて思わなかった
てか 説得力ないし”
”こらっ ハナ お兄ちゃんに何てこと言うの?
あなたよりも2年多く生きてるのよ?”
”はーい”
ハナは母さんにたしなめられて
父さんに助けを求めるような視線を送り
ペロっと舌を出した
お兄ちゃんだってな まさか男を好きになるなんて
これっぽっちも思ってなかったんだよ・・・
しかも相思相愛になるとか
本気でつきあうようになるとか
全く考えもしなかった人生を歩いちゃってるんだよ
そして これからもな
心の中で呟きながら
いつかハナや両親にも
ユノヒョンとの関係を話すときが来るのだろうかと
ぼんやりと考えた
ユノヒョンと僕は
いつまでも一緒にいられるだろうか・・・
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Y side
チャンミンが初めて泊まりにきた日
俺たちは一晩中 肌を寄せ合った
部屋に入ってから殆どの時間を
裸でくっついて過ごしたのだ
これでもかと言う程 お互いの肌を求め
新しい快感を発見し
それでも まだ温もりが足りなくて・・・
あまり ヤリ過ぎると大切なところが赤く腫れてしまい
痛くなるらしいから
男同士では一晩で何度もできるわけではない
チャンミンに辛い思いはさせたくないんだ
だから尚更 一度の行為がとても重要で
執拗に愛撫をしたり
挿入してから長かったりすることになってしまう
とにかく触れていたくて・・・
朝 起きてからの SEX は特にヤバかった
俺の上で喘ぐチャンミンの色っぽいことと言ったら・・・
もう この世に女性なんていらないと
勝てるもんならチャンミンに勝ってみろと
大声で世界中に叫びたい心境だった
「ヒョン このパン食べる?」
朝 小さなテーブルを挟んで
にっこり微笑むチャンミンはまだ幼さを残すのに
ベッドの上では俺を全身で虜にする
あの妖艶ぶり・・・
はぁ・・・
目の前でパクパク口を動かす可愛い高校生は
一体何者なんだろうか・・・
「ん・・・?
ヒョン どうしたの? 食欲ないの?」
『あ・・・いや お前に見とれてた・・・』
「・・・」
口にパンを咥えたまま途端に頬を染める
『チャンミナ・・・壮絶に色っぽかったし
凄かった・・・
あんなチャンミナ なかなか見れないよな・・・』
「・・・」
『あ いや いつも色っぽいんだけど
昨日から今朝のチャンミナはさ・・・
壮絶というか超絶というか・・・
とんでもなくエロくて・・・やらしかった』
「ヒョン 朝ごはん食べてるのに・・・」
『悪い 本当のことを・・・
ほらっ! 俺ってさ 正直者だから』
慌ててパンを口に放り込むと
チャンミンがキッと睨んでくる
口を真一文字に結んで顎を引いての上目遣い
それ計算じゃないんだよな・・・
これだから堪んない
「ヒョンのほうこそ
まだ大学生なのに あんなにセクシーで・・・
力強くて・・・
いつも余裕があって・・・
そういうことに慣れてるみたいで・・・
やっぱり大人」
両手で掴むパン
その一部を口に入れたまま
もごもごと話す
『俺なんてチャンミンの虜になってるただの大学生だよ』
「ヒョンはいつでも どんなときでも頼りになって
カッコイイです」
『チャンミナにそんな風に思ってもらえるだけで
俺 何もいらないよ』
「ヒョンはモテるから心配です・・・」
『モテねぇよ チャンミナだけだって言ってるだろ?』
「いつも誰かに好意を寄せられてる・・・」
『俺が欲情するのは お前だけだって』
可愛い顔を手の平で撫でまわす
はにかむ君の全てが愛しい
あんなに貪欲に貪り合って疲れても
食欲だけは なくならないらしい
相変わらず 菓子パンを咥えたまま喋る
そんなチャンミンも大好きだ
パンからはみ出たクリームを舌でペロッと掬い取り
美味しそうに舐める仕草を見ているだけで
ムズムズと身体が反応し出す
イケナイイケナイ これ以上はダメだ
ブルブルと頭を横に振ると
「ヒョン?」
チャンミンが不思議そうな顔をして首を傾げた
ああ・・・
可愛いな・・・
マジで食べ殺してしまいそうになる
早く大学生になって一緒に住みたいなと思う
同じ大学ならルームシェアという方法もあるし
毎晩 チャンミンの温もりに包まれて
安心して眠りたい・・・
無邪気にジュースを飲む姿を見て
誰にも渡したくない・・・
強く強く思った朝だった
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