癒しの T-Garden 赤い海の旅人

【黒い瞳が邪魔をする】 について

こんにちは
腐界(海)の住人 Mink です♪



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*画像はインスタよりお借りしています


すっかり冬めいて寒くなってきましたね
皆さま 暖かくしていますか?
在宅勤務用にもこもこのレッグウオーマーを買ったら
快適です♪



さてさて
先日お知らせしました通り
12月1日より
【黒い瞳が邪魔をする】というお話を
再開いたします

このお話は
前ブログ【東方神起の海】で連載していたものですが
途中で止まっているお話です

ユノとチャンミンを題材にした恋愛フィクションで
2人が高校時代に出逢い恋に落ち
大学 社会人になり・・・
という五部構成の長編です💦

特に思い入れのあるお話なので
大切に書いていきたいなあと常々思っていました

連載再開のタイミングがなかなか取れず
時間ばかりが経つ間に
ブログも新しくなるなど変わってしまいました

じっくりとお話のことを考えられるようになるまでは
再開は難しいかなぁと考えていたのですが
(東方神起界隈 色々ありましたから・・・)

最近 タイのBLドラマ【2gether】にハマっている影響なのか
(BS11で週1回放送中なので遅ればせながら観ています)
続きを早く書きたい
完成させたいという思いが出てきたのと
あまりに間が空き過ぎて
忘れられてしまうのでは?という不安もあり
再開を決めました!

ブログも変わり
読者様も覚えてないかもしれないし
自分が書き直したいということもあり
第一話から再度掲載いたしますので
忘れてしまった方も 読み返して復習したい方も
初めてだけど 読んでみたいなという方も
読んでいただけると嬉しいです♪



楽しみにしていると言ってくださったり
このお話が好きだと言ってくださった方が少しでもいる限り
完成させたいし

ストーリーは以前書いていた頃から
頭の中で最後まで全部決まっているので
早く吐き出したいです😆

お話は どちらかと言うと
”切ない系””シリアス”
テーマは ”一途” ”純愛” ”運命” といったところでしょうか
わー 大袈裟

カップリングは
”完全なるホミン”でございます
興味が湧いたら読んでみてくださいね♪



大まかに説明すると・・・

第一幕は 現在の2人
       (別れています)
第二幕は 時を遡り出逢った頃の高校時代
       (出逢いから つきあうまで)
第三幕は 大学時代
       (別れまで)
第四幕は 大学から社会人
       (別れた後の2人)
第五幕へと続く(未掲載)


また お話を再開するときにも書きますが
時系列で並べると
二幕→三幕→四幕→一幕→五幕となります

ややこしそうに思われるかもですが
読み続けてくださると わかるように注釈を入れる予定ですので
是非是非 読んでいただきたいです



それでは12月1日
朝6時の枠で再開したいと思います♪

あらやだ FNS歌謡祭の日じゃない ふふふ
【SURISURI】私は大歓迎です♪
この際 ジャンジャン女性と絡んでください
もう大丈夫です

チャンミンは本当に結婚しちゃったし
ユノは根っからのアーティストだから
仕事と割り切って見られるので全く問題ないです👍

あの場で地味目の歌【まなざし】とか
何度も歌っている【WHY?】とかよりは
ずっとずっといいと思います
日本の地上波で披露したことのないダンスパフォーマンスは
新鮮ですもの

他の歌手とのコラボとかできないのは
残念だけど少しずつ動き出してますよね

カメラ目線で お茶の間に
インパクト与えてくれるといいなと思ってマス💗



それでは【黒い瞳が邪魔をする】
お楽しみに♥️



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俺はさすらいのカメラマン (イギリス編)

イギリス編

〜 LONDON にて 10 〜





結局 MAX は俺の部屋に泊まった


狭いベッドでは寝苦しかったけれど
嫌じゃなかった





「ユノ ごめん
ロンドン最後の夜なのに
ゆっくり できなかったね」


『お前が誘ってきたからな』


「違うだろ?
こういうの 合意の上って言うんじゃないの?」


『そういうことにしとくか?』


「そういうことだろ
何言ってんだよ」





MAX はチャンミンではないし
俺も MAX の愛するユノではない


そんなこと百も承知の上での会話


似ているというだけで覚えた親近感と
ただの行きずりと言うには 
心が咎められるくらいには気になる相手


きっと お互い忘れられないんだろうな・・・





ホテルの中で簡単なモーニングを取りながら話す


『今日から 撮影で地方を回るから
もうロンドンには来ないと思うよ
数日で韓国に帰るし・・・
お前は? ずっとこっちなの?』


「うん 生まれてすぐにイギリスに来たみたい
僕 韓国人なのに その後一度も
韓国行ったことないんだよ?
おかしいだろ?
母さん 帰りたがらなくて・・・
だから これからもずっとこっちかな?」


家族のこととか 
これ以上は聞かない方が良さそうだと判断し
深入りせずに話題を変えた


『お前は英語もできるんだからさ
何か海外と関わる仕事でも 
目指したらいいんじゃないの?』


「そだね・・・
いつまでも身体を見せるアルバイト
してるわけにもいかないしね」


ペロッと舌をだして笑う顔は
少し あどけない


MAX と出会ったことで
ますますチャンミンに逢いたくなった


仕事が一区切りしたらアムステルダムに行こう


そんなことを考えて
もう会うことはないであろう MAX と
握手をして別れた


『ユノ 戻ってくるといいな?』


「余計なお世話
そっちこそ チャンミンを
ちゃんと捕まえておけよ?」


『それも余計なお世話だよ
心配すんな』


長い睫毛までチャンミンと一緒だ


お互い いい人生が待ってるといいんだけど・・・


歩いて離れて行く MAX の細い後ろ姿は
どことなく寂しそうで
誰かがそばにいてやらないとダメになりそうな気がした





でも ここはイギリス


アイツはきっと強く生きていくだろう


今 少しの迷いを抱えているとしても
自分に与えられた人生を きちんと受け止めて
母親を幸せにするだろう


あのテの顔は
ともすると儚げな印象を与えるから
どうしても気にしないではいられない


去って行く小さいお尻が
ますます小さくなって行く


そんな MAX への思いを振り切るように
空を見上げる


ロンドンにしては珍しい青空だった


今日からの郊外での撮影には
もってこいの好天


幸先がいい





アレックスとの待ち合わせは
ホテルとなりの本屋の前


さっき別れたばかりの MAX が 
まるで俺が手に取ることをわかっていたかのように
雑誌の表紙になって目の前に現れた


ロンドン ⑫_convert_20160317120536


思わずポケットからコインを取り出すと
その雑誌を迷わず買った


いつか チャンミンに見せようと思ったからだ


すると俺の様子を見ていたのか
後ろからアレックスが声をかける


”ユンホ ソイツのこと気に入ったの?
実は その世界じゃかなりの売れっ子有名人なんだ
誰にも靡かないけどな・・・
美人だろ?
抱いてみたいよな・・・”


誰にも靡かないはずの MAX


昨日一昨日と
2日も続けて身体を確かめ合ったのは
夢ではない


そこには確かな温もりがあった・・・


心の中で
叫び出したいほどの優越感を覚え
アレックスに答えた


『誰か コイツを堕とした奴がいたら
教えてくれよな?』





【俺はさすらいのカメラマン (ロンドン編)】

〜 FIN 〜





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俺はさすらいのカメラマン (イギリス編)

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くせ 112

くせ111〜





『腹減った・・・』

服を着たユノが言った

「疲れただろ?
ご飯にしようか?」

『うん・・・』



今では 背丈も僕とそんなに変わらないくらいまで
成長したはずのユノが
しょんぼりとして頼りない

なかなか動き出さないユノに近づき
僕の方から抱きしめた

できるだけ優しく
精一杯の愛情を込めて抱きしめた



『チャンミン・・・』

「ユノ 怖かったんだね
僕は何処にも行かないよ
ユノがこの先 何かの事情で離れたとしても
僕はずっと ここに居る」

『何かって?』

「仕事の都合とか」

『嫌だよ 
俺 チャンミンのそばを離れたくない』

「例えば の話だよ
先のことはわからないから」

『1人で何処かに行って仕事するのなんて嫌だよ
絶対にチャンミンから離れない』



ユノが僕にギューっと抱きついた

「今から そんなこと心配しないで
大丈夫だよ
僕は ずっとユノのそばにいるから
だから安心して?
ユノは何も心配することはないんだよ」

『うん・・・』

よほど 今見た夢で寂しい思いをしたんだね・・・

小さい頃に両親を亡くすという経験は
僕がどんなに想像しても
どんなに寄り添おうとしても
同じ思いを共有することが難しいほど
大きな悲しみだったに違いない

だからユノは
もう1人になんて なりたくないのだ

僕たちは すっかり家族になったと思っていた
いや なったはずだ

お互い唯一無二の関係だと思っていた僕にとって
このことは衝撃だった

どんなに一緒にいても
ユノのことを理解しようとしても
2人の形を作るべく努力しても
ユノの心の中には
どうしても払いきれない悲しみがあるのだ

前に進んでも進んでも
なくならないものがある

ユノが ある程度大きくなってからは
こういうことはなかったので
久しぶりに打ちのめされた感覚だった



僕には これ以上 なす術がない



わかっている・・・

誰が悪いわけでもないし

今の僕たちの家族の在り方が
最善であることも・・・

ユノも きっとわかっている

ただ たまにひょんな形で現れる感情は
どうすることもできない

「大丈夫だよ」と言って
ユノを安心させてやることが
僕ができる最善の策なのだ



ユノから離れるまで
僕は 抱きしめたユノの背中を
優しくさすっていた





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俺はさすらいのカメラマン (イギリス編)

イギリス編

〜 LONDON にて 8





男同士なんて
終わったあとは そっけないもんだ


少し違和感の残る身体をシャワーで綺麗にし
MAX が差し出したギネスを飲む


ボトルのまま飲むビールは少し苦目





一晩限りの関係


少なくとも俺はそう割り切っている


多分 MAX も・・・


あまりにチャンミンに似ているこの男は
知り過ぎない方がいい気がした


お互い すっきりしたところで
少しだけ 聞いてみる


『なぁ MAX ・・・お前 慣れてるだろ?
もともとゲイなわけ?』


俺がどっちだろうが棚に上げて
この男と身体を合わせた後では
ズバリ聞いても大丈夫だと思った


頭を掻きながら渋々答える MAX


ロンドン ⑯_convert_20160330092304


「僕はゲイじゃないよ
しいて言えば バイ・・・になるのかな?
学生時代は女のコとつき合ってたし
普通に SEX もしてた
その後 たまたま好きになった人が
男だっただけ・・・」


『そうなんだ・・・
で? 今は?』


「ん・・・先月 別れたから
今は完全なるフリー
ユノ・・・は?」


俺の名前を口にするとき
少し躊躇うような仕草をみせる


『俺も もともとゲイではない
たまたま好きになった奴が 
男だったってだけ・・・
一緒だな?』


「そう・・・」


ふっと笑う


『たばこ 吸ってもいいか?』


「ごめん 母さんが嫌がるから・・・」


『了解』


「チャンミン・・・て言うんだろ?
ユノの恋人」


『ああ 恋人なのかどうか わからないけどな・・・』


「なんで?」


『逢えないんだ アイツはオランダにいるから・・・』


「遠距離恋愛か・・・辛いね」


『ああ・・・』


「僕とチャンミンて そんなに似てるの?」


『うり二つだよ・・・
正直 驚いたし今もまだ 
信じられないくらいだ』


MAX は2本目の瓶ビールを開けた


ごくごくと早いペースで飲んでいく
口についた泡を手の甲で拭う仕草もセクシーだな・・・





「僕の別れた恋人
ユノって言うんだ・・・」


『マジか・・・?』


「うん ユノ 顔も似てるんだよ
そっくりというわけじゃないけどね
色白で 小顔 すーっとした鼻筋に
アーモンドアイは同じだよ」


『ほとんど俺じゃないか?』


「ふふふ ユノ・・・面白いね
声が違うんだ あと体型も」


『どう違うの?』


「ユノ あ 今ここにいるユノね
ユノの方がスタイルいいよ?」


『じゃあ お互い驚いたってわけだ・・・』


そうだったんだ・・・


だからなのか?


俺がユンホじゃなくて ユノって言ったときに
少し様子が変だったんだ・・・


ベッドの上での MAX の様子に納得がいく





『思い出させちゃったな・・・』


「まぁ お互いさまでしょ」


『あのさ
MAX は その・・・
どっちだったの?』


「どっちって?」


『恋人と その・・・するときだよ・・・』


俺 何てことを聞いてるんだ?


「知りたい?」


その上目遣いは計算か・・・?


心臓がドキリと音を立てる


ここは俺らしくストレートに・・・


『ああ すげー知りたい
教えて? どっち?』


「両方だよ・・・
男は基本決まってる人が多いみたいだけど
僕たちは その時の気分でしてたから・・・」


『じゃあ 俺がお前を抱くのもアリってことだよな?』


「初めはそのつもりだったくせに・・・」


『まあな・・・』


「チャンミンのこと 抱いてたんでしょ?
だから いつものように僕を抱こうとしたんだよね?
でも 途中でユノが止まっちゃうから」


『ごめん・・・』


少しバツが悪い・・・


そんな雰囲気を一蹴するように
MAX からの突然の誘い


「明日さ サッカー観に行かない?
チケット あるんだけど」


明日は 昼間はアレックスと撮影の打ち合わせがあるな・・・


時間を聞くと夜だという


夜なら行けそうだけど・・・


再び MAX と会うことに少しの躊躇いがあった


そんな俺の様子を感じ取ったのか
MAX が言葉をかけてくる


「バイトも休みなんだ
しつこいお客さんが置いて行ったチケット
貴重らしいよ?
ユノとなら・・・行きたいなと思ったの」


『俺とで  いいの?』


「ありがとう 嬉しいよ」


俺に向ける静かな微笑みには
包み込むような優しさがあった





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お休みです

こんにちは
腐界(海)の住人 Mink です♪



【くせ】は今日もお休みさせていただきますね🙇‍♀️
明日はまだわかりませんが
気長にお待ちくださいませm(_ _)m



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俺はさすらいのカメラマン (イギリス編)

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俺はさすらいのカメラマン (イギリス編)

イギリス編

~ LONDON にて 6 ~





「ユノ ユノ」


何度も俺の名前を呼ぶ ”チャンミン” が可愛くて
さっきまでの少し斜に構えた MAX とは
別人のように思えた





俺の名前を言ってからというもの
何故かチャンミンが とても素直になったような気がした


アムステルダムでチャンミンを抱いて以来
誰とも SEX なんてしていない


久しぶりだし
上手く行くかどうかなんて
わからなかったけれど
俺は無我夢中で目の前の ”チャンミン” を可愛がった


覆い被さった状態で髪をかきわけてやると
大きな瞳がうっとりする


「ユノ・・・唇に 黒子あるんだね・・・」


指でスーッとなぞられただけで
ゾクリとする


無言で微笑んでみせると


「凄くセクシー・・・」


チャンミンは そう言って大きな瞳を閉じた


どんな表情も言葉も
今の俺には 毒


瞼にキスを落とし
唇を耳へ移動させた


耳の中をいきなりペロリと舐めると


「ああん・・・」


高い声を上げ身体を捩る


耳が弱いところまでチャンミンと同じ・・・


”チャンミン” が出す声が俺の全てを刺激するのだ


たくさん声を上げさせたくて
両耳を攻め続けた


少しエッチな感じの漂う唇が開いたり閉じたり・・・


「はぁっ・・・ん・・・あん・・・ユノ・・・」


どこまで俺を夢中にさせる?


そのイヤラシイ口の中に人差し指を突っ込むと
”チャンミン” は両手で俺の手を持ち


身体を捩りながらも
夢中で俺の指を しゃぶり続けた


指の間 付け根をなめられると


『うっ・・・ん』


俺の方が声が出てしまう


肩肘をついたまま
そんな ”チャンミン” を見ながら
耳や首筋にキスをした





でも・・・


長い首はチャンミンと同じなのに
”チャンミン” という名の MAX には
黒子がなかった・・・


『・・・』


首筋の一点を見つめたまま動かない俺に
トロンとした目を向ける ”チャンミン”


半開きの口から少し光る唾液が何とも言えず
俺の煩悩に訴えかける


「どうした・・・の?」


『いや なんでもない』


黒子がない・・・


チャンミンではなかったのだ・・・


”チャンミン” は やはりチャンミンではなく
MAX だったんだ・・・


こんなことって あるのだろうか?


ここまで酷似した人物が世の中にいるのだろうか?





欲情しているはずなのに
途中で止まってしまった俺の 
ほんの少しの変化も
初めて身体を重ねようとしている2人には
大きな不安を呼ぶ


繊細な ”チャンミン” が
それに気づかないはずはなかった


「ユノ・・・やっぱり
僕じゃ チャンミンの代わりにはなれない?」


『・・・』


「ダメかな? こんな僕じゃ 抱けない?」


『お前 彼女いるんだろ?
いいの? 俺とこんなことしてて・・・』


「ごめん 気にしてくれてたんだ・・・」


身体を売るようなことはしていないとか
やましいことも一切していないとか
彼女がいるとか


MAX が俺に言ったことと
今 全裸で抱き合いながらしていた行為は
完全に矛盾する


さっきの話が本当ならば
出会ったばかりの見ず知らずの男と
身体を合わせるなんてことは しないはずだろ?


ましてや ここは誰の家だと?





不思議そうに見つめる俺をじっと見返すMAX


悲しそうな瞳


「ウソだよ・・・
彼女なんていない」


『・・・』


「彼女がいると言えば必要以上に絡まれなくて済むから・・・」


『お前 何言ってんの?
絡んできたのは そっちだろ?』


「ごめん・・・ユノ・・・」


まあ 誘うように夜の街に現れたお前に
手を出さずにいられなかったのは俺だけど・・・ 


ロンドン ⑦_convert_20160317120731


だって 


お前 色っぽ過ぎる・・・


あんなステージを見せられて
今の今まで俺の下で感じていた ”チャンミン” を
抱きたくて堪らないのに


俺は 一体どうしたんだ?


「ユノ・・・」


その時
萎えてしまった身体の中心に
”チャンミン” の手が触れた





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今後の予定

こんにちは
腐界(海)の住人 Mink です♪



【くせ】 それから
【俺はさすらいのカメラマン (イギリス編) 】 
楽しんでいただけてますでしょうか?

【くせ】 はまだまだ先が長いので
気長に読んでいただけたら嬉しいです♪

【俺はさすらいのカメラマン】
世界中の色々なところにユノを派遣しますので
終わりがありません←

場所ごとに一つのお話として読んでいただけるようにしていますので
次は何処かなあ?と思っていただけるように
書いて行きたいと思います



で ですね・・・
お待ちかねの方もいてくださると思うので
そろそろ
【黒い瞳が邪魔をする】 を再開したいと考えています

前ブログ 【東方神起の海】 で連載していたものですが
第四幕の途中で中断したままになっている長編です

全部書き終えてから一気に再連載へと持って行きたかったのですが
家族や自分の環境 コロナ禍での生活スタイルの変化などもあり
一人でゆっくり創作活動(大袈裟)に費やす時間が
殆ど取れない状況が続いています

変わる気配もまだありませんので
今の状況下で書き続けていく工夫をするしかないかなと思い
連載を再開しようと思い至りました

私自身も続きを書きたくて書きたくて仕方ないお話ですし
このまま放っておくと忘れられてしまいそうなので
自分の中での超大作(これまた大袈裟な)を
仕上げて行こうと決めました

今のところ
12月1日から再開
最初の1話から始める予定でおります

勿論 他のお話と同様で
以前の話をそのまま転載するわけではありません

再度 読み直して
加筆修正を加えながらの連載となります

【黒い瞳が邪魔をする】 に関しては また
連載直前に補足説明などをさせていただくつもりでいますので
以前 読んでくださっていた方は勿論
読んだことのない方も
目を通していただけると幸いです



二人の関係について研究することが
私 Mink のライフワークだったのですが
二人の環境も変わり
ガチ信者だった私には苦しい部分もあります

でも お話を止めたいと思ったことは何故か一度もなかったので
最近は 100%妄想の世界で(もともとそうですが・・・)
二人の愛や繋がりの世界を繰り広げて行けそうだなって
思えるようになりました

現実とは切り離して楽しむ趣味として
この場所が好きです

読んでくださっている読者の皆さまにも感謝の想いでいっぱいです
いつもありがとうございます



ちょっとした息抜きに
お話の世界に浸ってくださる読者さまが
まだいてくださることに感謝をしつつ
これからもよろしくお願いいたします





☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

東京も紅葉が進んできました
今日はお天気が良かったので
都内を結構広い範囲で散策して沢山歩いてきました
運動不足ですから・・・

東京の紅葉は黄色が主なんですよね
真っ赤なもみじが沢山ある京都の紅葉が大好きなので
見に行きたいなあと京都に想いを馳せて
東京都の木でもある銀杏の木を眺めていました

そうそう 暫くコメントできなくてすみませんでした
【俺はさすらいのカメラマン (イギリス編) 】 が始まってからの
拍手コメントは拍手コメント欄に返信していますので
ご覧ください
Hさん 私も本当にBL大好きになりました♪



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俺はさすらいのカメラマン (イギリス編)

イギリス編


~ LONDON にて 5 ~





目を閉じていると
まるでチャンミンとキスしているような錯覚を起こす


アムステルダムでの逢瀬が蘇り
無性にチャンミンが恋しくなった


お前は今 何処で何をしてる?


唇の感触まで似ている・・・


もう少し このままでいたい


「んあっ・・・」


漏れ聞こえる声までもがチャンミンと瓜二つだ


いや 似ているのではない
全く同じなのだ


俺の愛撫に
壮絶に色っぽい声で喘ぐチャンミンの
微かに動く喉仏を思い出した


頬に触れた時の感触も
俺の首に回った腕から感じる体温も
身体の細さも背の高さも


こんなに似ているなんて・・・


本当にチャンミンじゃないのか?





激しいキスを続けるうちに苦しくなってくる


荒くなる息遣いに そっと唇を離す


ハァ・・・ハァ・・・


壁にオトコを貼り付けたまま
おでこをつけて目を合わせる


怯むことなく俺を見据えるその大きな瞳には
明らかに情欲の色が宿り
続きを促すような意思を向けられているような気になった


なんて目をして俺を見るんだ


漏れる暖かい吐息が
お互いの顔を撫でるようにかかる





『チャンミン・・・』


思わず呟いた俺の耳元に唇を寄せ


「チャンミンて誰・・・?」


『なぁ・・・チャンミンだろ?』


「僕はMAXだよ・・・」


『MAX?』


「そう 韓国系イギリス人のMAXだよ」


『嘘だ・・・チャンミンだ』


「お兄さん 名前は?」


『ユンホだよ・・・知ってるだろ?』


「僕は さっきのお店で働いてるんだよ?
ユンホさん? 今日 初めて会ったんだよ」


俺の脳裏に焼きついて離れない
ステージ上の誘うようなダンス・・・





俺の胸の内を見透かすように
MAXは言った





「代わりになってあげる・・・」





その目は真剣で
俺と同様に MAXもまた
俺に叶わぬ誰かの面影を重ねているような気がした


「チャンミンになるよ・・・
大切な人なんでしょ? ユンホさんの」


そう言われた時
俺の頭には ”このまま帰る” などという選択肢は
これっぽっちも なかった


「チャンミン・・・」


『ユンホさん・・・』


本当にチャンミンがいるみたいだった


俺は 目の前の ”チャンミン” を
力一杯 ぎゅうっと抱きしめた


チャンミン 許してくれ・・・





5分くらいで着いたMAXのアパートは
狭いが綺麗に片付けられていた


イギリスらしく固く暗い感じの建物


ナースだという母親と2人暮らしだという家には
高価に見えるようなものは何もなく


壁際にあるサイドボードの上に置いてある
家族と思しき写真が入った写真立てだけが
ほんの少しだけ温かさを漂わせていた





俺もチャンミンも写真のことには一切触れず
母親は夜勤で今夜は帰らないとだけ言った


促されるままにシャワーを浴び
どちらからともなく抱き寄せあい
MAXのベッドに もつれ込んだ


がっつくように
2人とも我先にとばかりキスを仕掛け


形のいい顎に大きくキスをすると
少し上を向いたMAXが


「チャンミン・・・て呼んでいいから・・・」


同じ顔 同じ声 同じ体型の男


もう チャンミンにしか見えない


『チャンミン・・・ユノだよ』


優しく耳元に囁くと
驚いた顔をした ”チャンミン” が
「ユノ」 と叫んで勢い良く抱きついてきた


潤んだ瞳を 数秒 俺に向けた ”チャンミン” が
目を閉じたのを合図に
俺たちは どちらからともなく
ゆっくりと唇を近づけた





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