WHITE HEAVEN 〜 魅惑のマッサージ 〜 35
ユンホさんの意志とは裏腹に
僕とテミンで押し切った形で
ユンホさんの部屋に行くことになった
『あの・・・チャンミンさん
お忙しいんじゃないですか?』
「いえ 今日は本当に久しぶりのお休みなんです
ユンホさんと一緒にいられて嬉しいんです」
”ユンホさん 丁寧にしゃべっちゃって変な感じ
いつもは結構手荒な扱い受けてるよ? 僕”
テミンが拗ねた口調で口を尖らせた
『チャンミンさんは お客様だって言ったろ?』
「お客様よりも個人的な知り合いの方がいいな」
”もう お友達でいいじゃん!
さあ 早くぅ 行こうよ
チャンミン ユンホさん家 凄いんだよ?
楽しみにしててね♪”
『テミン 焼肉はなしな?
帰らなかったんだし』
”えーっ? どうしてー?
さっき ねーちゃんにラインしちゃったし・・・”
「いいじゃないですか?
なんなら 僕がご馳走します
今日のお礼に
今度 お姉さんも一緒にどうですか?」
”わぁ!いいの? さっすがチャンミン
話がわかるんだなぁ~”
『チャ・・・チャンミンさん・・・貴方は・・・』
「ふふ いいでしょう? ユンホさん
僕 テミンに感謝してるんです
ユンホさんのお家も行ってみたいですし
それとも見てはいけないモノでもあるんですか?」
ユンホさんは 青ざめた顔で僕を見て
『大ありだよ!!!』
珍しく焦って叫んでいた
ニヤニヤしているテミンに
こっそり聞いたところによると・・・
「彼女とか いないの?」
”いないね・・・あの調子じゃ
誰にでも優しくて モテるのに
チャンミンのことしか頭にないらしいよ?”
カァーッと赤くなる僕の顔
ねぇ ユンホさん・・・
僕のこと やっぱり好きってことで間違いないんですよね?
いよいよ ユンホさん家のエントランス
急に恥ずかしくなってドキドキしてきた
大丈夫 テミンがいるじゃないか
そう言い聞かせて
ゆっくりと後を着いていく
てか いちご倶楽部の目の前じゃじないか?!
信号を渡っただけ・・・
マッサージ店のすぐ近くに
ユンホさんのマンションはあった
気乗りしなさそうなユンホさんが
重たい空気を身に纏い
鍵を開ける・・・
パッと明るくなったその部屋
僕の目に飛び込んできた光景は・・・
ソファーの上には脱ぎっぱなしの服
ダイニングテーブルの上には
飲みかけの蓋が開いたままのペットボトル
コンビニの袋も床に落ちてたりして
ああ ユンホさんは
片づけが苦手なんだと一目瞭然で理解した
『ど・・・どうぞ 上がって?』
照れたように僕を招き入れる
広めの1LDK?
「す・・・凄いですね・・・ホントに」
『チャンミンさんに こんなとこ見られちゃって・・・』
テミンをじっと睨むけれど
その顔 全然怖くない
”ね? 凄いでしょ?
でもね チャンミン もっと凄いもの
見せてあげる”
テミンに手を引かれて歩き出すと
『あああああー!!!!!
ダメダメダメ!!!
入るなー』
僕たちの前で通せんぼしたユンホさんが
血相を変えて首を横に振っている
一体何があると言うの?
「ダメですか?」
『そんな 首を傾げて聞かれても
ダメなものは ダメ』
”いいじゃん チャンミンだよ?”
『だからダメなんだよ』
”もう・・・往生際が悪いなぁ
好きなんでしょ? いいじゃん 見せちゃいなよ”
「・・・?」
『チャンミンさん・・・約束してください
私の部屋を見て 多分びっくりすると思いますが
今日限り 忘れてください
お願いします
もう あなたに迷惑は かけたくないんです』
「迷惑なんて・・・見てみないとわかりません
いいですよね?」
もしかして ユンホさんは
自分が僕を好きになると迷惑だと思っているの?
そんなこと ないのに・・・
きっと ここは寝室なんだ
”開けるよ?”
ユンホさんは諦めたように また天井を仰ぎ
『Oh My God・・・』
小さく呟いた
一人暮らしのユンホさんの寝室
禁断の香り満載でドキドキしながら入った部屋
そこは 壁一面から天井まで
隙間が殆どないくらいにびっしりと
僕のポスターが貼ってあった
㊙️ ㊙️ ㊙️ ㊙️ ㊙️ ㊙️ ㊙️ ㊙️ ㊙️ ㊙️
昨年末のファンミーティングのVOD
V LIVE で観られましたよ〜🤩
当日はリアタイできなかったので悲しかったのですが
後からチケット買えるということがわかり
今年の春に購入だけしておきました
まだ全てを観たわけではありませんが
毎日少しずつ観ていきたいと思います😍
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