癒しの T-Garden 赤い海の旅人

くせ 9

くせ4~





「ユノ 良かったね
ドンヘ君とまた遊べるよ」

『うん』

大人しく僕に手を繋がれている2人の小学生が
歩きながら お互いをチラチラと気にしている

仲直りしたあとの ほんの少しの気まずさや照れの表れなのか・・・

子供なりに色々な感情を抱えているんだなという
初めて知る思いと
ユノの少しの変化にも気づける親でありたいと
身の引き締まる思いがした

そういえば 養子縁組の申請手続きのときに
ちょっとした研修会のようなものがあって 
その時に子供の変化を見逃さないよう 
注意深く見ていてあげることが大事だって
言われたことを今更ながら思い出した





「明日の昼休みもサッカーで遊ぶのかな?」

『うん』 
”うん”

2人が同時に返事をした

背の高い僕は上を向いていれば 
ユノやドンへ君から表情を見られることがない

2人の返事に気を良くした僕は 
高い空を見上げて一人微笑んだ

「男の子の間では サッカーと野球とどっちが人気あるの?」

『サッカーだよ』
”サッカーだよ”

これまた 
2人がハモるように同じ答えを口にした

「そっか サッカーが人気なんだね」

どうやら クラスの男の子にはサッカーが圧倒的人気らしい





楽しく歩いている時に 
一つ気づいたことがある

僕が ドンへ君に話かけると 
左手を握るユノの手の力がぐっと強まるのだ

まるでヤキモチを妬いているかのように 
僕の手を離すまいとぎゅうっと握る

その手の平は少ししっとりとして 
ユノの体温を感じさせた

どんなに小さなことでも 
ユノが不安にならないように 
僕は握ってきた可愛い手をぎゅうっと握り返した





大丈夫 僕チャンミンは ユノだけのパパだよ
そう言わんばかりに・・・





子供たちの帰宅を促す音楽が街角に流れ始めた頃

”あ お母さん”

ドンへ君が大きな声を上げた

そして あと十数メートルというところで
僕の手を振りきって お母さんのところに走って行った

弁当屋 HOTHOT の丁度裏手にあたる一軒家がドンへ君の家だった

ドンへ君の帰りを心配したのだろう母親が 
家の外に出てきていたのだ





「こんにちは」

”こんにちは”

保護者会で見かけたことのある母親だった

同じクラスのユノの父親だと名乗り
ドンへ君が転んで膝を擦りむき 
痛そうだったので送ってきたことを伝えた

”わざわざ ありがとうございます”

「どういたしまして」

大人が挨拶をしていると 
いつの間にか ユノとドンへ君が2人で話をしていた

ドンへ君の母は 
”ドンへが 何か失礼なことを申し上げませんでしたか?”と
突然 心配そうに聞いてきた

どうしようか迷ったけれど 
一応話しておいた方がいいと判断し本当のことを話してみた

「僕が 本当の父親じゃないと言われたようで
そのことでユノが沈んで帰って来たので・・・
僕はその場にいたわけではありませんので
誰が言ったのか 本当のことはわかりません
他にもお友達が何人もいましたから・・・
ただ 過保護かもしれませんが 
まだ3年生ですし 少し気になって公園に行ってみたんです」

”ドンへが言ったんですね”

「ユノはそう言ってますが・・・真相はわかりません」

”申し訳ありません”

「あ ドンへ君には 僕からはそのことについて何も言っていません
またユノと一緒に遊んでほしいとお願いしました
そうしたら 快く うんと返事をしてくれましたよ」

”そうですか”

「僕が本当の父親でないことは事実です
年も 他の父兄の方々に比べると随分若いと思いますが
両親を事故で無くしたユノの父親になった以上 
一生懸命育てていきたいと思っているんです」

ドンへ君の母親は 神妙な面持ちで聞いてくれた

「小学生には わからないこともあるでしょうし 
正直いって そういうことを言うのも仕方のないことだと思っています
ですから もしドンへ君が言ったのだとしても
怒らないでやってください
血は繋がってないけれど父親だし 
おかしなことではないんだと
そのうちわかってくれると信じています」

”私が軽率でした
こどもの前で 
本当のお父さんとは思えないくらい若いと言ってしまったので
事情は存じ上げていたはずなのに すみませんでした”

「いえ そう思うのも無理もありません
僕は子供たちが仲良くしてくれたらそれでいいんです
ユノも ドンへ君が大好きみたいですから
どうぞこれからも うちのユノと仲良くしてやってください
片親ですが 精一杯 
親の役目を果たしていきたいと思っていますので
また ユノと遊んでやってください」

僕は ユノのために丁寧に頭を下げた

父親の評判がいい方がユノにとってもいいはずだから・・・





仲良く家の前にしゃがみ込んで アリを見て遊んでいた2人を
ドンへ君のお母さんが温かい目で見つめた

”今 ドンへの父親は単身赴任で 
たまにしか帰って来ないんです
だから 若くてカッコいいお父さんがいるユノ君が
羨ましかったんだと思います”

そう言って ハッと口を押えた

”カッコいいとか すみません
親子というより お兄さんみたいだなって思ったものですから・・・”

「そう言っていただけて光栄です
これからもどうぞよろしくお願いいたします」

笑顔でお礼を言った





トラブルという程のことでもないけれど 
ユノが傷つくことだったし
その相手の親が
ドンへ君のお母さんみたいな人で良かったと思った

テレビで観た モンスターペアレントみたいな人だったらどうしよう?って
実は少しドキドキしていたんだ

うちの子がそんなこと言うはずありません!とか 
ユノ君の作り話じゃないですか?とか

とんでもない言いがかりをつけられたときには 
僕も対処の仕方がわからない





ドンへ君の家からの帰り道 
張っていた気が抜けたようにドッと疲れが出た

「ユノ 喉 乾かないか?」

『乾いた』

「ジュース 飲もうか?」

『いいの? 飲みたい』

「よしっ! じゃあ ジュースを買いに行こう!」

『うん!』





手を繋いで近くのコンビニに入り 
ユノはりんごジュース 
僕は冷たいアイスコーヒーを買った

さっきまで 子供たちの声が響き渡っていた公園のベンチに腰を下ろし
一緒に喉に流しこんだ





夕焼けが綺麗になりそうな 初夏の空だった





🎃 🎃 🎃 🎃 🎃

今日はハロウィンですね👻
家の近所でも仮装した子供たちをたくさん見かけました🎃
子供会や小学校でもイベントがあったようです
SMのパーティーも今年はないですねぇ〜
↑事務所ですよん😝知ってますよね〜
SM😅



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くせ 8

くせ4~





『ドンへ君 大丈夫? 痛くない?』

転んだ友達に咄嗟に駆け寄ったユノを見て 
この子は本当に優しい子なんだと思った

分け隔てなく接するその姿に 
大人の方が教えられることが多い





ドンへ君は どうしていいかわからないようで暫く黙っていた
ユノは ドンへ君の隣りにしゃがんで 
その顔色を窺っている

『あ 血が出てるよ 立てる?』

「・・・」

気まずそうに しばらく黙っていたドンへ君も 
本当に痛かったのか

『掴まって』

というユノに無言で摑まり ようやく立ち上がった

『チャンミーン ドンへ君 怪我してる』

ユノの様子を少し離れたところから見ていた僕は 
その声で近くまで走り寄った

僕がそばに来たことで
少し怯えたようなドンへ君だったが

「本当だ 血が出てる 手当しよう」

にっこりと笑いかけると 恥ずかしそうに頷いた





ベンチの近くの水飲み場まで
ユノが ドンへ君を支えて歩いた

僕は 蛇口をひねると ドンへ君を近くに立たせた

「おじさんの肩に掴まっていて」

”はい・・・”

「ユノ ちょっと これ持ってて」

ハンカチを渡し 僕はドンへ君の膝を水で流した

”うっ・・・”

「少し痛いかな? 
ばい菌が入っちゃうから綺麗にしておかないとね」

『チャンミン 痛そうだね ドンへ君』

心配そうに見つめるユノ

「ユノ そのハンカチ貸して」

『はい』

僕は ドンへ君の膝を自分の持ってきていたハンカチで縛った

「はい これで 大丈夫
お家に帰ったら お母さんに手当してもらってね」

真っ赤な血が出ていた膝 きっとハンカチにも滲むだろう





おどおどしていたドンへ君が

”ありがとうございます” と口を開いた

「よく我慢したね 君がドンへ君?」

”はい・・・”

「いつも ユノと一緒に遊んでくれてありがとう
ユノが よく君の話をしてくれるよ」

”えっ? 僕の?”

「うん かけっこ早いんだってね 凄いなあ」

すると 緊張していたであろうドンへ君の表情が 
少しだけ和らいだ

「これからも ユノと遊んでくれる?」

”・・・”

『一緒に遊ぼう』

”うん!”

「良かったな ユノ」

ユノも嬉しそうに にっこりと微笑んだ

「じゃあ 今日はもう帰ろうか?
おじさん 送っていくよ 一緒に帰ろう」

『そうだよ ドンへ君 一緒に帰ろう』

”うん”

ドンへ君の笑顔に
僕はホッと胸を撫でおろし
いつも通りに左手にユノと手を繋ぎ 
右手にドンへ君の手を取った

ユノと同じ まだ 小さい手だ





「お家は どこ?」

”あっち HOTHOTの向こう”

僕もたまにお世話になる
お弁当屋さんの名前だった

「じゃあ 案内してくれる?」

”うん”

『ドンへ君 明日も昼休みにサッカーしよう』

”うん しよう”





なんとか 仲直りできそうだ

3人で話をしながら 
ドンへ君の家までゆっくりと歩いた



⚽️ ⚽️ ⚽️ ⚽️ ⚽️

子供のトラブルって
親はヒヤヒヤしますよね😁
みんなユノやドンへ君みたいに素直で
親御さんも常識的な方ばかりだといいんですけれどね😝
これでユノとドンへ君は親友になって行くのです🥰



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お知らせ♪

こんにちは

腐界(海) の住人 Mink です♪



今日はお話をお休みさせていただきますね🥰

【XVision】のグッズが発表されました♪

低浮上のくせにグッズは少し買おうかな?というきになっている私

一部は本当は15周年のアニイベ東京ドームのグッズだったのかな?

コロナが続き マスクとかが追加になった感じですよね?

これからのライブはマスク着用とかなりそうだから
買っておこうと思います
😆

それではまた明日〜♪

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CHICKEN HEART 40

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初デートの興奮で
知恵熱を出した日の晩
ユンホさんからの電話で 僕は生き返った
体温は3度は上がっただろう


『なんだか ちょっと照れるな』

「そ そうですね 僕も まだ恥ずかしいです」

『でもさ これからは 
いつでもチャンミンの声が聞けるんだな
そう思ったら 嬉しいよ』

「僕も 凄く嬉しいです」

『勇気を出して 気持ちを言ってみて良かったよ』

「ありがとうございます
僕は ユンホさんが言ってくれなければ
恐らく 何も言わずにいて
もう逢うこともなかったのかな?と思います」

『危ない危ない
良かったよ・・・
チャンミンを 逃してしまうところだった』

「僕は 感謝しています」

『ん? 何に?』

「何じゃなくて ユンホさんにです」

『えっ? 俺?』

「僕 ユンホさんに対する気持ちは 
一生言えないままだと思っていたので
まだ 夢を見ているみたいで ちょっと信じられないけれど
ユンホさんのおかげだなって・・・
本当にありがとうございます」

『よせよ そんな・・・
改まって言われたら 緊張するじゃないか』

「ごめんなさい 
僕 嬉しくて」

『俺だって 嬉しくて嬉しくてたまんないんだよ』

「ユンホさんにそう言ってもらえて本当に嬉しいです」

『はは やっぱり 照れるな・・・』





そんな たわいもないやり取りの後
僕たちは 次のデートの約束をした


今週は ユンホさんの仕事が忙しいみたいで
次に逢うのは また週末


昨日のデートと同じ時間同じ場所
そして ランチも同じカフェ


ランチがとても美味しかったので
僕が一通りのメニューを食したいと希望したからだ





『じゃあ お休み チャンミン』

「おやすみなさい ユンホさん」

『・・・』

「・・・」

『じゃ』

「はい」

『・・・』

「・・・」





僕たちは お互いに
相手が電話を切るのを待っていて
自分からは切ろうとしなかったせいで
なかなか 終われなかった


まぁ それがまた 楽しいんだけど・・・


『ハハハハ これじゃ眠れないな』

「ハハハ そうですよね」

『じゃあ チャンミン
いっせいのーせっで 2人同時に切ろう』

「わかりました 
じゃあ 10数えますね」

「1、2、3、4、5、6、7、8、9、10」


僕は真面目に 
言われた通りに電話を切った
 

ユンホさんはどうだったのかな?
今度聞いてみよう


これからは毎晩
大好きなユンホさんのこえが聞ける
そして毎週逢うことができる





その晩 僕はユンホさんの夢を見た


とても幸せな夢


だけど ちょっぴり恥ずかしい夢


僕たちは 夢の中で抱き合って眠っていたんだ
とても満たされていて
朝 目覚めると目の前に愛するユンホさんの顔があって
幸せボケの僕は
眠っているユンホさんの妙に赤い唇に
自分からキスをしたんだ


『ん チャンミン・・・おはよ』

「あっ ユンホさん」

『シたいの?』

「えっ?」


驚いた僕は 布団を跳ね除けて飛び起きた


そうしたら 


2人とも裸だったんだ・・・


遂に僕たちは そういう関係になったの?


『おいで・・・』


ユンホさんが 朝から色気満載で
気怠く僕を抱き寄せようと
手を伸ばしてきたところで
けたたましく目覚まし時計が鳴った





夢だったんだ・・・


リアルだったな・・・


僕は ハッと気付いて
自分の身体の中心に目をやると
しっかりと反応していた





⛪️ ⛪️ ⛪️ ⛪️ ⛪️

チャンミンのお式は無事に終わり。
夜はガーデンパーティーだったみたいですね
ユノはどんな気持ちでいるのかな?



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お知らせ♪

こんにちは

腐界(海)の住人 Mink です♪



今日もお話はお休みさせていただきますね

明日は 【CHICKEN HEART】 を更新します♪



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今日はお休みします😌

こんにちは

腐界(海)の住人 Mink です♪



今日はお話の更新はお休みしますね

一夜明けて

あ〜本当に結婚しちゃったんだな…(脱力)

昨夜は お布団に入ってからも

考えたくないことも考えちゃったりもしましたが

ちゃんと眠れてる😂

私の生活はいつも通り

朝ごはん食べて仕事に行く

変わらない日常が動いています😅



こうして日々過ぎてゆくのでしょうね

胸の痛みを抱えてはいるけれど

自分の生活は充実させましょう!



コメ返は明日までにはさせていただきますね
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秋晴れ

こんにちは

腐界(海)の住人 Mink です♪



皆さま 今日はいかがお過ごしでしょうか?
私は上野動物園で パンダのシャンシャンを見てきました🐼
もうすぐ中国に帰ってしまう可愛い子に一度は会いたかった
動いているシャンシャンに会えて嬉しかったです
ついている!ラッキーと思いました♪

そうです 自分の生活を楽しんでおります😁
自分の生活をしっかりこなしてこそ 趣味も楽しめるというものです

偉そっ!強がりだな😅



今日は 大好きだった(多分今も好き)チャンミンが
人生最大の節目とも言える
大切な日を迎えたのですね

ソウルはどうか知りませんが
今日の東京は雲一つない晴天
秋の大運動会日和でした

10月25日は 【世界パスタデー】 【新潟米の日】だそうですよ
チャンミンにピッタリやん!
カルボナーラ婚 もしくは 新之助婚か・・・
お相手は ユノではありませんがね



冗談はさておき ちょっとだけ気持ちを・・・
普通にお話だけを更新して とも思ったのですが
区切りとして 今日の気持ちを綴っておこうと思いました
先日の呟きと大して変わっていないけど・・・

集団失恋をした皆さまも きっと複雑な心境でいらっしゃると思います
世紀の大失恋をした私にとっては 
今日の出来事は ちっとも目出たいことではないので
心から お〇〇〇〇と言う気持ちにはなれないですが
チャンミンには これからも幸せでいてほしいです💝

自分で選んだ道に責任を持って 仕事にも更に邁進してね♪
結婚はあまりに早かったけれど もうわかったから
東方神起としての活動を続けてくれたら 応援します

しっかりと地に足をつけた守るべき大切な私生活があるのだし
ご家族(ご両親や妹さん) また彼女との時間も相当←持てたでしょう?
念願だった 一人の愛する人に出逢えて思いを遂げたわけですし
幸せの絶頂を身を持って体験したチャンミン

だからそろそろ 活動再開して欲しいなと思います

東方神起だけなんですよね 
今年になってから一度もアルバムやカムバなどのグループ活動が
一度もなかったのは・・・
(Beyond Live や TikTok は別ね)

今回の長いトンネルのような時間が 意図的なものなのか
コロナ禍によるものなのかは正直正解は知ることはできませんが
両方でしょうけど

東方神起の真骨頂である 【ライブ】 活動を切に望みます!



これから先 もし 一定期間 活動予定がない場合って
他のアーティストみたいに
3か月間休養しますとか発表してもらうことはできないのかしら?
え?無理?
トンペンは寂しがり屋で詮索しがちなので 疲れるんですよ
憶測ばかりが先行して 良くない噂も広まりがちですし
予定は未定で平気でころころ変わったりするお国柄だからか
急に出て来たりすることが常だったから無理かぁ


ユノがソロでどんなに輝いていても
一抹の寂しさが付きまとってしまうのは
やっぱり 私 2人一緒が好きなんだなぁって
しみじみ思うんですよ



私の生活の中での一番大きな趣味であり
一番ウエイトの重い存在であった東方神起 
その活動を応援しながら 同じ思いの友達と
キャーキャーワーワー言うことが幸せでした💕
チャンミンに一目惚れをしてから もうすぐ10年
ずっと高いテンションのまま のめり込み過ぎたオタ活
今ほど 離れたことはなかったなぁ

昨年末の予期せぬ爆弾で
ざわざわと荒波が立ち 揺れる気持ちは
大小や高低 強弱を繰り返しながら 
未だ完全には落ち着きを取り戻せていないのが本当のところ

荒れに荒れて 揺れに揺れて 
上がったり下がったりを繰り返しながら
時に 自分を責めたり チャンミンに問いかけたり・・・

チャンミンの幸せをどうこう言う権利なんて
ファンにはないことは わかっているけれど
幸せを喜べなかった自分は嫌な奴だなと思ったり・・・

何とか着地点を見つけようと必死になり
自分なりに チャンミンやユノのプライベートと東方神起の活動を
切り離して考えるようにしようという結論に思い至った秋でした



奇しくも 新型コロナウイルスの世界的大流行で
今までの生活がままならないという現在
活動の無い東方神起と距離を置いて 
色々と考えるとても良い機会になったことは確かです
少しは冷静に捉えることができるようになったかなと思います

個人的に厳しい応援環境の中 
自分なりに頑張って応援してきました
少し無理もしたので 家族とのバトルもありました
それでも叶わないこともあった
でも ”好き” という気持ちで突っ走ったおかげで 
たくさんの楽しい想い出もでき 
活動を通じて たくさんの人と知り合い
一緒に盛り上がったり 文句が言える←トンペンの友達もできました

それぞれが チャンミンに対して少しずつ違う思いを抱えているし
年齢的にも プライベートも忙しい今 
トンペンになってから一番大きな山を迎えたという感じでしょうか
でも 身近なトンペンさんは誰もトンペンを辞めていません
やっぱり 好きなんですよね😌



Twitter では 昨日から 
チャンミンの結婚を祝う何やら新しいタグ祭りしてるみたいで
皆さん 心が広いのね ってちょっとひねくれました😅

私は あまり騒ぎ立てないで ひっそりと過ぎてくれ!と願っています
泣いても笑っても 叫んでも泣いても
チャンミンが結婚してしまう事実は変わらないのだから
もう あまり触れないでと・・・

一応 ファンの心理を慮って 報告はしてくれたチャンミンだけど
式については非公開ということになっているのだから
日取りの発表はいらなかったけどね
あまり 考えたくはないのです



私は 今 チャンミンを見ても顔がニヤニヤだらしなくならないというか
無表情(怖いよ)でしか見ることができなくなっています

でも SNSで流れてくる2人の画像を見ると
ああ やっぱりカッコいいな とか
あの時はこうだったな とか思い出して
涙腺が緩んでしまうんです😭

できることなら チャンミンを好きになったあの頃に戻りたい
あの純粋な気持ちを思い出して 純粋な気持ちで応援したい

でも 多くの心の広いトンペンさんが言うように
”チャンミンから 今まで たくさんの幸せを貰ったじゃない”
確かにそうです
ユノとチャンミンの東方神起からは
喜びや勇気や感動を たくさんたくさん貰いました✨

でもファンてわがままなの・・・

これからも貰いたいの

だからね 
40歳くらいになって 結婚を発表されて
わぁ~ん どうしよう?!私 大丈夫か?!って
会社休んで 熱くらいは出すんだけど
うん でも今までずっと頑張ってきてくれたから しゃあないね
もういいよ そろそろプラベでも幸せを手に入れたいよね
わかるよ その気持ち 
これからも活動を続けてくれるなら 今まで通りに応援するからね
幸せになってよね バカヤロー
でも好き💖

って チングと涙ながらにお酒を酌み交わすっていうのが
推しの結婚に対する最高の流れだったのだけど
あ 最高の流れは一生独身だった

チャンミンの場合はいかんせん早かったので
気持ちが なかなかついていけなくて 苦しかったのですね



寝ても冷めても 今日で もう独身のチャンミンはいない
もう諦めるからさ←何を(爆)
これからは プラベを一切出さずに 
東方神起として活動してくださいませ

たくさんのファンの心をかき乱したチャンミンには
罰として これから更にカッコいい姿を見せてもらいましょう☝🏼

東方神起って やっぱり唯一無二の存在だから・・・



昨年末の爆弾から つらつらと書き綴ってきた失恋日記
最初は年末のこの記事でした
ここからいくつか記事で想いを綴りました

【東方神起の海】
http://minminchangmintvxq10.blog.fc2.com/blog-date-201912.html

新しいこのブログに移ってからも
失恋日記や つぶやき というカテゴリーで
気持ちを綴ってきました

これからも 2人の恋愛小説は書き続けて行きますよ
2人のプラベ 東方神起の活動 
そして 創作活動 は別ですからね♪

架空のお話で癒されたいわ🥰という方
プラベは関係なく妄想の世界を楽しみたい方
これからも拙い素人小説ですが
続けていきますので
どうぞよろしくお願いいたします😍

今も苦しむチャミペンさんユノペンさんホミンペンさん
そしてトンペンさんが
気持ちを整理できますよう祈っています

ユノ♥️チャンミン♥️東方神起♥️
そして彼らを愛する
全てのトンペンさん♥️に幸あれ❣️❣️❣️





2020年10月25日 吉日
チャンミン💜おめでとう㊗️
良かったね💖 (わっ 初めて言っちゃった)



最後までお読みいただきありがとうございます♪



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あなたに出逢うまでは・・・81

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くせ 7

くせ4~





いつもは 簡単に泣かないユノが
これだけ泣いたのは
彼を引き取ってから初めてのことだった





小学校では勉強も体育も成績が良かったし
担任の先生からは 
クラスの人気者だと言われていた

まだ 低学年とはいえ 
ユノはとてもリーダーシップのある子供で
学級委員にもなったし 
直近の運動会では かけっこも1番だった
僕は そんなユノがとても眩しい

肉親がいないのに こんなに明るく育ってくれて 
友達と一緒に遊んでいるユノを見ていると 
泣きそうになることもある





ユノの通う学校には 授業参観が結構な回数あった
年に5~6回はあったので 僕は欠かさず参加した

平日に実施されることが多かったせいか 
参観に来るのは殆どが母親かお婆ちゃん
たまに サービス業なのか 
父親がクラスに一人か二人・・・

そんな中 毎回必ず参加している僕は
少しばかり若すぎる父親で かなり異質だっただろう
チラチラと回りの保護者の視線を感じることも多々あった

でも僕は そんなことは気にせず
保護者会には必ず出席し 
ユノの学校での様子を聞いた

ユノは 参観の時は 
僕の存在を確かめるように何度も後ろを振り向き
笑ったり 手を振ったり 

それはそれは とても嬉しそうで 
僕とユノの親子関係が上手くいっていることに他ならない証明のようなものなので
そんなちょっとしたことが誇らしく思えた





ユノ 僕たちは ずっと一緒だよ





だからなのか ユノが大泣きすることなんてなく
ましてや 僕に抱きついて泣いたことが驚きだった

泣き疲れて安心したのか 
暫くすると静かになって ユノが口を開いた

『ドンへくんが チャンミンのことを 
本当のお父さんじゃないくせにって言ったんだ』

「そうか・・・」

『僕のお父さんとお母さんは 
交通事故で死んじゃったから
今は チャンミンがお父さんなんだって言ったのに』

「そうだよ 今は僕がユノのお父さんだよ」

『そしたら お父さんのことを名前で呼ぶのは変だって言うの
それにお父さんは一人だって・・・』

「ドンへくんたちにとっては そうだろうね」

『でも僕は チャンミンはチャンミンだけど 
世界一優しいし 料理だって上手なんだから 
僕のお父さんだって言ったよ』

「えらいね ユノ」

頭を撫でながらユノの話を聞いた 

僕の足に跨り 一生懸命上を向いて話すユノが可愛い

『それに・・・』

「・・・?」

『ドンへ君が チャンミンはテレビに出てる人に似てるから
お父さんらしくないって 
ドンへ君のお母さんも言ってたって』

「・・・?」

『だから 本当のお父さんじゃないって』

「ユノは 言われて嫌だった?」

『うん 嫌だよ だってチャンミンはチャンミンだもん
世界一だもん』

「ありがとう 僕にとっても ユノが世界一だよ」

『ほんと? ほんとに僕が世界一?』

「ほんとだよ チャンミンにとってはユノが世界一」

『うん じゃあ僕もチャンミンも世界一だね』

ぱぁーっと 顔を輝かせて僕を見上げてくる円らな瞳は
いつものユノに戻っていた





相変らず 自然に僕の中心に手が伸びて 
触りながら 話していたけれど・・・

もう今や立派なユノの ”くせ” だ

僕も今日のユノには注意などできるはずもなかった





「ユノは ドンへ君に言われて嫌だったんだね?」

『うん・・・』

「じゃあさ ユノは自分が言われて嫌だったことは 
お友達には言わないようにしようね」

『でも ドンへ君がまた言うかもしれないし』

「ユノは ドンへ君のこと本当に嫌い?
今までも何度も公園で遊んでるんでしょう?」

『うん いつもはもっと仲良しだった』

「きっとね ドンへ君も 
ユノのことが嫌いで言ったわけじゃないと思うよ」

『そうかな・・・』

「仲直りしに行ってみようか?」

『仲直り?』

「そう ドンへ君 まだ公園にいるかな?」

もし まだドンへ君が公園にいたら 
ユノとまた一緒に遊んでねと言うつもりだった

子供同士の喧嘩に親が入るべきではないという人もいるけれれど
咎めるわけではなく 
話を聞いたりするのはいいだろうと僕は思っている

何より まだ半分以上残っている小学校生活を 
ユノには楽しいものと思ってほしかったから・・・





僕がついてるから大丈夫だよとユノを安心させて
さっきまでユノ達が遊んでいた公園に向かうことにした

手を繋いで歩くユノは少し足取りが重かった

これからもこんなことはあるだろう 
その度にユノが嫌な思いをしては可哀想だから

ここは僕が仲直りを見届けなくては という思いだった





公園に入ると まだ数人の子供が遊んでいた
そろそろ帰ろうとしている子もいた

その中の一人がユノに気づき 
そして 僕を見て立ち止まった

「あの子がドンへ君?」

『うん』

さて どうしようかと思ったら 
僕に叱られるとでも思ったのか 
ドンへ君が僕たちとは反対の方向へ走り出した

逃げようとしたのだろうが 
走りだしてすぐに石に躓いて転んでしまった

そして 次の瞬間 

『ドンへ君!』 

ユノが叫んだのだ

ぱたぱたとドンへ君という子に走り寄り 

『大丈夫?』

ユノが声をかけた





💙 💙 💙 💙 💙

ユノは優しいなぁ🥰
実際のユノもこんな感じで優しいんだろうなぁ🥰
2人の関係が上手くいっていると安心します😌



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くせ 6

くせ4~





ユノが3年生になったとき
初めてのクラス替えがあった

ユノは少し緊張していたけれど 
今までクラスメートとは上手くやってきたし
僕は特に心配していなかった





けれど 学校が終わって 
公園に遊びに行ったある日
ユノが いつもよりも随分早く帰ってきたことがあった

しかも 怒ったような顔をして 
いつもと様子が明らかに違うことに 
僕は胸騒ぎを覚えた

「ユノ どうしたの? お友達と喧嘩でもした?」

どうやら図星だったようで 
ユノは突然泣きだして
僕にしがみついてきたのだ





『チャンミン 僕 悔しい』

「ん? どうした?」

玄関で泣きじゃくるユノを優しく抱きしめ 
頭を撫でた

取っ組み合いの喧嘩をしたわけでもなさそうだし
服が汚れているわけでも 
怪我をしているわけでもなかった

手ぶらで遊びに行っているから 
持ち物を取られたわけでもない

『チャンミン チャンミン ううっ』

「どうしたユノ 泣いていたらわからないよ?」

それでも しばらくユノは泣き止まなかった

泣きたいだけ泣いたらいい・・・





ユノの気が済むまで 
僕は玄関で立ったまま 
頭や肩 背中をさすり続けた

僕の着ていたシャツは ユノの涙で濡れ 
ユノの目は真っ赤だった

そろそろ大丈夫かな・・・

「ユノ うがいをして 顔と手を洗おうか?
さっぱりするよ」

『ひっく・・・うん・・・』

泣き過ぎて しゃっくりが出て むせて咳も出た

ユノの靴を脱がせ
手を引いて 洗面所に向かう

きっと 嬉しくないことを言われたのだ
だいたい想像がつく





洗った顔をタオルで拭いてやると
いつもは円らな真っ黒の目が少し充血していた

「ユノ 怪我してない? 
何処か 痛いところもない?」

確かめるように 
ユノのTシャツを捲り上げ
身体に痣や傷がないかを確認した

パンツまで下ろして 
お尻や足の裏まで全部を確かめた

僕が身体を確認したり拭いたりしている間は
ユノは黙ってされるがままだった

ぎゅっと唇を結んでいる様子からすると
よほど悔しいことを言われたのだろう





何か飲ませて落ち着かせないと・・・

「ユノ おいで」

一通り着替えさせて 
カルピスを飲ませたら 少し落ち着いたようで
僕はソファーて隣りに座り ユノの肩を抱いた

まだ可愛い手を取り さすり続けていると
ユノが口を開いた





『ドンへくん 嫌い』

「ドンへくん?」

『うん』

「同じクラスの子?」

『うん』

「どうして嫌いなの?」

『・・・』

「何か嫌なこと 言われた?」

『なんでわかるの?』

「いつもは我慢強いユノが
悔しくて帰ってくるほどだもの
わかるよ」

『チャンミーン』

ユノは せっかく綺麗に洗った顔を
またぐちゃぐちゃにして泣きじゃくった

さて どうしたものか?

子育てに関しては初心者の僕だけど
そういえば と 施設での先生の言動を思い出した

まずは ユノが気の済むまで泣かせてあげよう
話を聞くのはそれからだ

珍しく 声を上げて泣くユノが堪らなく愛しくなり
ソファーに座ったまま膝の上に跨らせ
胸に抱き寄せて 背中をさすり続けた
 




「ユノ チャンミンはいつも一緒だよ
それに いつだってユノの味方だからね」

サラサラの髪の毛を撫でて語りかけたら

『うん・・・』

泣きながら顔を上げて僕を見つめてきた

にっこりと笑いかけると
ユノは口を大きく開けて

『うわぁーん』

漫画のように大声で泣き始めた

その様子が何だかおかしいのと可愛いのとで
僕はユノを胸に抱きながら
一人頬を緩めていた





🍓 🍓 🍓 🍓 🍓

本当の親子のように
2人が心を通わせていく様子が伝わるといいなと思います
基本 2人の恋愛物語なので
ユノ君の成長は早めです
おつきあいくださいね😍



たくさんの方に読んでいただけて嬉しいです😍
応援ありがとうございます~♪



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