あなたに出逢うまでは・・・54
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☆ SHORT STORY ☆
チョン・ユンホ
つい最近 2才年下の恋人と別れたばかり
今日は一人でドライブだ
少し休もうと ふと立ち寄った公園
そう言えば ここ
来たことがあるような気がする
夏になったばかりの季節独特の緑の匂い
梅雨どきの 生暖かい風
あの時も こんな季節だった
確か 久しぶりにお気に入りのガーデンカフェに行こうと
買ったばかりの車を飛ばした
何を食べようか 楽しみに到着したカフェは
改装のため 臨時休業で
しかたなく 別な店でランチをとったんだっけ
少しむくれ気味の恋人が可愛くて
口直しと ご機嫌取りのために
新しくできた地ビールの製造工場に連れて行こうとした
見学も試飲もできる工場への道すがら
この公園を通りかかった
初めて通る道 初めての公園
少し寄り道をしようって 車を停めたのは3年くらい前だったか・・・
『やっぱりハイビスカスは綺麗だな~
こんなにたくさん 咲いてる』
「ヒョン それはハイビスカスではなくて
”ムクゲ” と言うんですよ」
『そうなの? ハイビスカスじゃないの?』
「ハイビスカスは もっと温かい場所じゃないと咲かないですよ
ハワイとか沖縄でよく見るでしょ?」
『言われてみれば 色も違うな』
「ふふ そうでしょう?
ハイビスカスはね もっと色が鮮やかで
そして もっと大きくて艶やかなんですよ?」
得意げに話す君
目の前の ”ムクゲ” を愛おしそうに眺める姿に
思わず
花より綺麗だな・・・なんて その横顔を眺めた
『チャンミンは よく知ってるんだな』
「大学生の頃 お花屋さんでバイトしてたこともあるんです
お花 大好きで」
恥ずかしそうに俯いて はにかんで笑う君
前髪を風がふわりと揺らす
目を閉じると思い出す そんな一コマ
今日も あの日と同じような
生温かい風が吹いている
チャンミン
君が教えてくれた ”ムクゲ” の花は
今年も変わらずに咲き誇っているよ
まるで 競い合うように
綺麗な花を 俺に見せつけてくるよ
君も今 どこかで この花を見ているだろうか
さぁ そろそろ帰ろう
お気に入りの愛車に乗り込んで
エンジンをかけた ある夏の日
🌺 🌺 🌺 🌺 🌺
昨日はユノのインスタ投稿がありましたね❤️
海を見ながら
ユノは何を思うのでしょう・・・
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